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1967年(昭和42年)

自民退潮のなかで、革新自治体の拡大始まる。

佐藤首相が「アメリカの北ベトナム爆撃を支持」と、ワシントンで共同声明を したのには、保守層にもショックを与えた。「イタイイタイ病」「阿賀野川 水銀中毒」などの原因が、工場排水と判明。いよいよ公害が身近なものに。

●出来事
東京都知事に、社共推薦の美濃部亮吉氏が当選
ミニスカートの使者ツゥイギー来日
●流行語
“イタイイタイ病”“ボイン”“ヤマトダマシイ”
“アングラ”流行 “フーテン族”出没
●音 楽
 小指の思い出(伊東ゆかり)
 新宿ブルース(扇ひろこ)
 君こそわが命(水原 弘)
 夜霧よ今夜もありがとう(石原裕次郎)
 世界は二人のために(佐良直美)
 銀色の道(ダーク・ダックス)

 帰ってきたヨッパライ(フォーク・クルセダーズ)
 ブルーシャトー(ジャッキー吉川とブルーコメッツ)
 この広い野原いっぱい(森山良子)
 花と小父さん(伊東きよ子)
 赤い風船(加藤登紀子)
●邦 画
「日本春歌考」「伊豆の踊子」「華岡青洲の妻」
「日本のいちばん長い日」(岡本喜八)三船敏郎
●洋 画
「夕日のガンマン」「欲望」「気狂いピエロ」
「アルジェの戦い」「夜の大捜査線」「冒険者たち」
●テレビ
ニュースキャスター定着・「銭形平次」「コメットさん」
テレビ小説「旅路」(45.8%)・「意地悪ばあさん」
●出 版
「頭の体操」「華岡清洲の妻」「徳川の夫人たち」
「まぼろしの邪馬台国」「マクルーハンの世界」
●漫画事情
劇画主体の青年マンガ誌あいついで創刊・劇画ブームおこる
マンガ・テレビ・映画を結ぶマスコミの立体化いっそう進む
サラリーマン・マンガ人気高まる
石森章太郎のサスペンスマンガ「ジュン」
文芸春秋漫画賞に 牧野圭一
大島渚監督で「忍者武芸帳」映画化
●人気漫画
「どろろ」「火の鳥」「フーテン」「悪魔くん」
「ジュン」「パーマン」「天才バカボン」
●漫画雑誌
COM(虫プロ商事)創刊 1971年まで
月刊ヤングコミック(少年画報社)
週刊漫画アクション(双葉社)創刊
●少年漫画
赤塚不二夫「天才バカボン」(週刊少年マガジン)
藤子不二雄「パーマン」  (週刊少年サンデー)
●少女漫画
浦賀千賀子「友情の回転レシーブ」(週刊マーガレット)
細野みち子「ロマンス天使」(週刊少女フレンド)
●成人漫画
永島 慎二「フーテン」       (COM)
モンキー・パンチ「ルパン三世」(週刊漫画アクション)
●手塚治虫
39歳  この年5作品
アニメーション作品「展覧会の絵」で
芸術祭奨励賞、毎日映画コンクールで大藤信郎賞
劇場版「ジャングル大帝」でベネチア国際映画祭銀獅子賞
「鉄腕アトム」放送批評ギャラクシー賞
【タイムマシンのみこと】……………… アサヒ芸能
【人間ども集まれ】 …………… 週刊漫画サンデー
【ガムガムパンチ】…………………小学1〜2年生
【どろろ】…………………………週刊少年サンデー
●アニメ
「リボンの騎士」原作・演出:手塚治虫/音楽:冨田 勲
●物故者
山本周五郎(63)・壷井 栄(66)・吉田 茂(89)・轟夕起子(50)
●誕生者
柴田亜美・松本大洋・緒形直人・清原和博
織田裕二・江口洋介・きたがわ翔・三浦和良
MOON  26歳 嵐プランニング

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